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外構の現地調査で業者が測っているもの 〜 立ち会う前に境界の角を出しておく 〜

外構の現地調査で業者が実際に測っているものを、敷地の角の距離・道路との高低差・搬入経路の順に書きました。当日どのくらい時間がかかるか、立ち会う前に境界の目印を出しておくと何が変わるかも説明します。

戸建て住宅の敷地まわりを外から見たようす
写真はイメージです

現地調査で最初に測るのは、敷地の角から角までの距離

現地調査と聞くと、業者が庭を歩きまわって話す場面を思い浮かべるかもしれません。実際に最初にやるのは、メジャーを持って敷地の角に立ち、隣の角まで何メートルあるかを測る作業です。

外構で使う商品は、ほとんどが既製品です。カーポートもフェンスもウッドデッキも、メーカーが決めた寸法の中から選びます。だから敷地の実寸が数十センチ違うだけで、置ける品番が入れ替わります。カタログの上では収まって見えたカーポートが、実際に測ると柱ぶん足りない、ということが起こります。逆に、無理だと思っていた場所に、ひとつ小さいサイズなら入ることもあります。

測るのは外周だけではありません。家の壁から境界までの距離、玄関の位置から道路までの距離、既にあるブロック塀の高さ、水道メーターや汚水桝のふたの位置。このあたりは、あとで柱を立てる位置を決めるときに全部きいてきます。基礎を掘る場所の真下に配管が通っていれば、そこは避けるしかありません。

川口の外構工事では、道路と敷地の関係を見る時間が長い

敷地の中を測り終えたら、次に見るのは道路との関係です。ここに時間がかかります。

ひとつは高低差です。道路と敷地に段差があると、駐車スペースのコンクリートをどちら向きに傾けるかが変わります。傾きの向きは見た目の問題ではなく、雨が降ったときに水がどこへ流れるかの問題です。自分の敷地の水が隣へ流れ込む向きにはできないので、水の逃げ場を先に決めてから、面の高さを決めます。区画が整った分譲地でも、隣の家と道路との高低差が違えば、同じ工事で違う納まりになります。

もうひとつは、車が敷地に入ってくる角度です。カーポートの柱は、車が曲がって入る動線の邪魔にならない位置にしか立てられません。前面道路の幅が狭いほど、車は大きく振って入ることになるので、柱を寄せられる範囲がせまくなります。旗竿地では、通路の幅そのものが上限になります。

そして、工事車両を停められるかどうか。川口市とその周辺は、古い街道沿いに建て込んだ地区と、あとから区画された住宅地が混ざっていて、前面道路の幅が一様ではありません。生コンを積んだ車や資材を積んだトラックが停まれる場所がないと、人が手で運ぶ段取りに変わります。隣地との距離が数十センチしかない場所なら、資材をどこから入れるかを、その場で歩いて確かめます。

境界の角の目印は、立ち会う前に出しておく

当日いちばん助かるのは、境界の目印が見えている状態です。

敷地の角には、たいてい境界標(隣の土地との境目を示す目印。コンクリートの杭や、金属のプレート、鋲などが打たれています)が入っています。ところが年数が経った家では、この上に植木鉢が載っていたり、土がかぶっていたり、砂利に埋もれていたりします。探すところから始めると、それだけで、と過ぎていきます。

目印が見つからないと、フェンスの位置を仮に置いて話を進めることになります。仮の線で話した工事は、あとで境界がはっきりした時点で寸法が動きます。あたりの単価で出すフェンスなら、長さが動けば総額も動きます。

やることは単純です。調査の前日でも当日の朝でもいいので、敷地の四隅を見て、上に物が載っていればどける。土がかぶっていそうなら、少し掃いてみる。見つからない角があっても構いません。言っていただければ、その場所は別の方法で当たります。全部を掘り返す必要はまったくありません。

登記のときの測量図が家にあれば、それも一緒に出しておくと確実です。新築のときの配置図でも同じことができます。

で終わるのは測る作業のほうで、話す時間は別

所要時間を気にされる方は多いです。一般的な戸建ての敷地であれば、測る作業そのものは前後で終わることが多いです。長くなるのは、そのあとの話のほうです。

何を作りたいか、どこが気になっているか、優先順位はどうか。ここを聞かないと、測った数字は使い道がありません。逆に言えば、伝えたいことがはっきりしているほど、調査の時間は短くなります。停めたい車の台数、隠したい相手の視線がどちらから来るか、庭のうちどこまで手を入れたいか。この3つをメモしておくだけで、当日の話は驚くほど早く進みます。

その場でお答えできるのは、置けるか置けないか、どこに柱が立つか、といった敷地の条件から決まることです。反対に、その日のうちには出せないものもあります。金額は、部材の品番と数量を拾って計算するので、持ち帰ってからになります。日数も同じで、部材の取り寄せにかかる期間と、基礎のコンクリートが固まるまでの期間、それに天候を見てからでないと決まりません。組み立てがで終わる規模でも、その前後に日数が乗ります。

図面がなくても、調査そのものは始められる

思われることがありますが、図面はなくて構いません。お持ちでない状態でのご相談がいちばん多く、敷地はこちらで測ります。現地調査とお見積もりは無料です。無料で伺える範囲は現在整理中で、ご依頼の前に必ずお伝えします。

準備というほどのことは要りません。今日やるとしたら、敷地の角に立って、境界の目印が見えるかどうかだけ確かめてみてください。見えていれば当日そのまま測れますし、見えなければいう情報自体が、調査を始める前の材料になります。

この記事に関するよくあるご質問

現地調査はどのくらい時間がかかりますか
敷地を測る作業そのものは、一般的な戸建ての敷地なら前後で終わることが多いです。長くなるのは、何をどこにしたいかを伺う時間のほうです。測るだけなら短く、話を含めるとほどになる日もあります。
図面がないと現地調査は頼めませんか
図面はなくても構いません。お持ちでない状態でのご相談がいちばん多く、敷地はこちらで測ります。新築の配置図をお持ちでしたら、見せていただけると話が早く進みます。現地調査とお見積もりは無料です。
立ち会う前に用意しておくといいものはありますか
敷地の角にある境界の目印を探して、上に植木鉢や物が載っていればどけておいてください。角の位置が見えると、その場で寸法を確定できます。停めたい車の台数と、隠したいものをメモしておくのも役に立ちます。

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