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図面が無くても外構の相談は始められる 〜 敷地を3方向から写真に撮る 〜

外構の相談に図面は要りません。図面の代わりに何を用意すれば話が進むのか、敷地のどこを3方向から撮ればいいのか、写真に添える寸法はどこまでの精度で足りるのかを、順番に説明します。

住宅の外まわりと敷地、前面道路のようすを写した写真
写真はイメージです

図面が手元に無くても、外構の相談は始められる

外構をどうにかしたいと思ったとき、まず家じゅうの棚を探し始めた人は多いのではないでしょうか。新築のときに一式渡された紙のどこかに図面があったはずだ、それを見つけてからでないと相談にならないだろう、と考えて、探すところで止まってしまう。

図面はなくても構いません。敷地はこちらで測ります。お持ちでない状態でのご相談がいちばん多く、それで話が進まなくなることはありません。図面が無いことで実際に困るのは、業者側の作業ではなく、最初のやりとりのほうです。文章だけだとどのくらい狭いのか、どの向きのどんな段差なのかが、書いた側と読んだ側でずれます。ずれたまま話が進むと、現地に行って全部やり直しになります。

だから、図面の代わりになるものを用意します。特別なものは要りません。手元のスマートフォンで3枚撮るだけです。

川口で外構の相談を始めるとき、図面の代わりになるのは写真

川口市は10月に旧鳩ヶ谷市を編入したため市域が南北に長く、駅前の分譲地から昔からの住宅地まで、敷地の成り立ちが場所によってかなり違います。同じいうご相談でも、区画された分譲地と、道が細くなっている地区とでは、置ける位置も工事のしかたも別の話になります。言葉で伝えても、この差は伝わりません。写真は、その差をそのまま持ってきてくれます。

撮る枚数は3枚で足ります。多ければいいというものではなく、方向がばらばらな写真が20枚届くより、向きの決まった3枚のほうが敷地の形が分かります。

1枚目:道路の反対側に立って、家の正面全体

敷地から離れて、道をはさんだ向かい側から撮ります。家の正面と、前面道路の両方が1枚に入る位置です。門まわりに寄って撮りたくなりますが、寄ると敷地の幅が分からなくなります。

この1枚で見ているのは、家そのものより道路のほうです。カーポートを考えている場合、車がどの角度で敷地に入るかで柱を立てられる位置が変わります。道路の幅と、敷地との境目がどう見えているかが写っていれば、その検討が写真の上で始められます。

2枚目:敷地の中に立って、道路のほうを見る

1枚目とちょうど逆向きです。玄関を背にして、道路を見る向きで撮ります。

出入りの向きと、敷地から道路へ出るときの段差がここに写ります。道路より敷地が高い家と、低い家では、土間の勾配の取り方も、雨水がどちらへ流れるかも変わります。2枚が対になっていると、平面だけでなく高さの見当がつきます。

3枚目:手を入れたい場所の真横から、足元が入る高さで

フェンスを立てたい境界、デッキを置きたい掃き出し窓の前、門柱を替えたい玄関まわり。いちばん気になっている場所を、正面ではなく真横から撮ります。カメラは腰の高さくらいまで下げて、地面が写るようにします。

いま地面が何になっているか——土なのか、砂利なのか、コンクリートが打ってあるのか——は、工事の内容を左右します。立ったまま撮ると足元が切れて、そこが写りません。

撮るときは、隣家の窓や人、車のナンバーが大きく入らない角度を選んでおくと、あとで気にせず人に渡せます。境界の話をする以上、隣の建物がまったく写らないようにはできませんが、真正面から撮らなければ用は足ります。

添える数字は、歩数で数えた程度で足ります

写真だけでも話は始まりますが、寸法がひとつでも付いていると精度が上がります。とはいえ、正確に測る必要はありません。正確な数字は現地調査でこちらが測るからです。

あると助かるのは3つです。敷地の間口、奥行き、そして道路と敷地の間に段差があるかどうか。間口がなのかなのかで、置けるカーポートの型が変わります。この違いは、写真だけでは断定できないことがあります。

巻尺が家にないなら、歩数で構いません。自分の歩幅がだいたい何センチかを一度だけ確かめて、あとは歩いて数える。でも十分に伝わります。段差は、指で示せる高さかどうかだけ分かれば足ります。数字を出すことが目的ではなく、桁を合わせるのが目的です。

この3枚では分からないものがある

写真は図面の代わりになりますが、図面そのものではありません。写真に写らないものが、いくつかはっきりあります。

境界の正確な位置は、そのひとつです。ブロックの中心なのか、外面なのかは、現地で境界標を見ないと決められません。地中の配管や配線の位置も写りません。フェンスやカーポートは基礎を掘るため、これは工事のしかたを直接変える要素です。道路との高低差も、写真では傾いて見えるだけで、実寸は出ません。

つまり、写真でお伝えしたことが、現地を見て変わる場合があります。変わったときは、なぜ変わったかを先にお伝えします。写真の段階でお出しするのは方向で、確定するのは敷地を測ったあとです。現地調査とお見積もりは無料です。

紙が出てきたときだけ、一緒に出せばいい

探しているうちに図面が見つかることもあります。その場合、役に立つのは主に2種類です。新築のときの配置図——敷地の中で建物がどこに建っているかを描いた図——と、他社にすでに取ったお見積書。前者があれば敷地の形が最初から分かり、後者があれば、どこまでの範囲の工事を考えているのかが早く共有できます。

ただ、これは見つかったら出せばいい、という話です。無ければ無いまま進みます。図面を探す時間より、外に出て3枚撮るほうが早い、という順番だけ覚えておいてください。今日できるのは、家の外に出て、道の向かい側に立つところまでです。

この記事に関するよくあるご質問

図面が無くても外構の相談はできますか
できます。図面はなくても構いません。敷地はこちらで測ります。図面をお持ちでない状態でのご相談がいちばん多く、それで話が止まることはありません。
相談の前に自分で寸法を測っておく必要はありますか
必要はありません。ただ、間口と奥行きがおおよそ何メートルあるかが分かっていると、話が早く進みます。歩数を数えた程度の精度で足ります。正確な寸法は現地調査のときにこちらで測ります。
写真だけで金額は出ますか
おおよその方向は写真でお伝えできますが、確定した金額は出せません。境界の正確な位置、地中の埋設物、道路との高低差は写真に写らないため、現地調査とお見積もりを無料でお受けしています。

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