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カーポートの積雪対応は要るか 〜 家の屋根の雪が落ちる位置を測る 〜

カーポートの積雪対応を選ぶかどうかは、空から降る雪よりも、家の屋根や木から落ちてくる雪で決まることがあります。料金表のどの行が対応品か、置きたい場所で何を見て測るかをまとめました。

住宅の敷地に建てられたカーポートの屋根
写真はイメージです

料金表で付いているのは2行

このサイトの料金表でカーポートの行を見ると、書いてあるのは次の2つです。

  • カーポート 用 …
  • カーポート 用 …

用には、ほかにの行があります。つまり料金表の上で選べるのは、用のときです。用はワイドタイプの積雪対応しか載せていないため、ほかの仕様をご希望のときは現地を見てからお見積もりをお出しします。

用の2行の差は、雪への強さだけではありません。の行は、熱線を遮る屋根材と積雪対応がひとつになっています。夏に車内が熱くなるのを抑えたくての行を選ぶ方もいれば、雪が気になって選ぶ方もいます。この記事では、雪の側から判断する方法だけを書きます。

想定している雪の載り方

積雪対応とは、屋根の上に雪が平らにほど載った重さに耐えられるように作られた仕様のことです。ここで大事なのはいう前提です。

実際の雪は、屋根の上に均一には積もりません。風で片側に吹き寄せられることもありますし、降り始めは軽かった雪が、雨まじりになって水を含むと重くなります。同じでも、さらさらの雪と湿った雪とでは、屋根にかかる重さがかなり違います。

そして、もっと差が出るのが、上から落ちてくる雪です。空から降って静かに積もった雪ではなく、家の屋根や木の枝にたまった雪が、かたまりで一度に落ちてくる場合です。カーポートの屋根の一部分にまとめて載るので、全体としてはに届いていなくても、そこだけに重さが集中します。

分かれ目は、置きたい場所の真上に何があるか

積雪対応が要るかどうかを分けるのは、よりも、のほうです。見ておきたいのは次の3つです。

家の軒雨どい

軒とは、屋根が外壁より外へ張り出している部分のことです。駐車スペースが家の横にあり、カーポートの屋根が軒の下や、軒からすぐの位置に入る配置だと、屋根の雪が滑り落ちたときにカーポートの上に落ちます。の屋根は落ちる高さもあるぶん、衝撃も大きくなります。

庭木や隣地の木の枝

枝が駐車スペースの上に張り出していると、枝にたまった雪がまとまって落ちてきます。自宅の木なら、枝を切って落ちる位置を変えられることもあります。隣の敷地の木の場合は、こちらでは手を入れられないので、配置で避けるか、屋根の仕様で受けるかを考えることになります。

電線・電話線

道路側から家へ引き込んでいる線が駐車スペースの上を横切っていると、線に付いた雪が落ちることがあります。線の位置は、カーポートの高さや柱の位置を決めるときにも関わってくるので、雪とは別に一度見ておくと役に立ちます。

この3つがどれも真上に無く、空だけが見える場所なら、落ちてくる雪は考えなくてよくなります。その場合は、自宅の敷地でふだんどれくらい積もるかと、雪が深くなったときに屋根から下ろせるかどうかで決めていく形になります。

川口の外構でカーポートを置く位置から見上げる

川口市とそのまわりでは、住宅が近接して建っている敷地が少なくありません。とくに蕨市は全国の市でいちばん面積が小さく、隣地との距離が数十センチしかない場所もあります。そういう敷地では、自宅の屋根だけでなく、隣の家の屋根から落ちる雪がカーポートに届くかどうかも見ておく必要があります。川口の外構工事でも、カーポートの相談では、この現地調査で確かめてから仕様を決めています。

ご自身で先にできることは、次の3つです。

  1. カーポートを置きたい場所に立って、真上を見上げる。軒・枝・電線のどれが視界に入るかを確かめます。
  2. 家の外壁から、柱を立てたい位置までの距離をメジャーで測る。あわせて、軒が外壁からどれくらい張り出しているかも見ておきます。軒の先端より外側に屋根が収まるのか、軒の下に入り込むのかで、落ちてくる雪の受け方が変わります。
  3. スマートフォンの写真から、雪の日に撮ったものを探す。車の屋根や植木鉢の上に何cmくらい載っていたかが分かれば、自宅の敷地での積もり方の手がかりになります。

2の距離は、柱の位置を決めるときにもそのまま使います。現地調査で敷地はこちらで測りますが、ご自身で一度見上げておくと、いう説明が、実際の景色と結びついて分かりやすくなるかと思います。

見上げた結果から、仕様と配置を並べ直す

見上げた結果によって、考え方の順番が変わります。

真上に軒や枝がある場合は、積雪対応の屋根を選ぶか、カーポートの位置を落ちてくる雪が届かない側へずらすかの二つが候補になります。位置をずらせる敷地なら、用の標準仕様のままで済むこともあります。ただ、ずらすと車の出し入れの角度が変わるので、道路から車が入る角度とあわせて決めます。

真上に何も無い場合は、雪の側からは急いで仕様を上げる理由が小さくなります。そのうえで夏の車内の暑さも気になるなら、熱線を遮る屋根という別の理由からの行を選ぶ形になります。

どちらの場合も、積雪対応はあくまで平らに積もった雪を想定した仕様です。雪が深くなってきたら屋根から下ろすことを前提にしておくと、仕様を選んだあとで困ることが少なくなります。屋根の雪を下ろすなら、どちら側から手が届くか、下ろした雪をどこに置くかも、配置を決めるときに一緒に見ておきます。

今日できることは、置きたい場所に立って真上を見上げ、外壁からの距離を1つ測っておくことです。その2つが分かっていれば、積雪対応にするかどうかは、敷地を見たその場でかなり絞り込めます。

この記事に関するよくあるご質問

積雪対応のカーポートなら、雪下ろしをしなくても大丈夫ですか
屋根に雪が平らにほど載る状態を想定した仕様なので、それより深く積もったときや、家の屋根から雪がまとまって落ちて一部に偏ったときは想定を超えることがあります。雪が深くなってきたら、屋根から下ろすことを考えておきます。
カーポート用で、標準仕様と積雪対応の違いは雪への強さだけですか
料金表では、用のの行は熱線を遮る屋根と積雪対応がひとつになっています。の標準仕様との差には、屋根材の違いも入っています。
積雪対応が必要かどうか、自分で確かめられることはありますか
カーポートを置きたい場所に立って、真上に家の軒や木の枝、電線がないかを見ます。あわせて、外壁から柱を立てたい位置までの距離を測り、雪の日に撮った写真があれば自宅の敷地でどれくらい積もったかを確かめておくと、現地調査のときに話が早く進みます。

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