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春に目隠しを生垣かフェンスかで迷ったら 〜 刈り込みに使える週末を数える 〜

春に目隠しを考え始め、生垣とフェンスで迷っている人向けです。見た目ではなく、手入れに使える時間で決める考え方を書きます。生垣で毎年くり返す作業、フェンスで最初に決めること、区間ごとの分け方、今日数えるものまで扱います。

住宅の庭と隣地の境目に設けられた目隠しの様子
写真はイメージです

春に迷い始めるのは、庭に出る時間が増えるから

暖かくなると、窓を開けたり庭で洗濯物を干したりする時間が増えます。すると、隣家の窓や道路を歩く人の目線が急に気になり出します。そこで目隠しを作ろうと考えたとき、最初の分かれ道がです。

写真で見比べると、生垣はやわらかく、フェンスはすっきりして見えます。ただ、見た目だけで選ぶと、数年後に感じることがあります。どちらかが正しいという話ではありません。完成したあとに、誰がどれだけ時間を使えるかで合う答えが変わります。この記事では、その時間の見積もり方に絞って書きます。

生垣は、植えた日から手入れが始まる

生垣は植えた時点では完成していません。苗木のあいだには隙間があり、視線を遮れる密度になるまで年単位で待つことが多いです。育つのを待っているあいだも、作業は止まりません。

毎年くり返す作業

  • 伸びた枝の刈り込み
  • 刈った枝葉を集め、袋に詰めてごみに出す
  • 植えた年の夏の水やり
  • 虫がついていないかの見回り

刈り込みは、放っておくと枝が道路や隣地へはみ出すので、先送りしにくい作業です。常緑の木でも古い葉は入れ替わって落ちるため、落ち葉の掃除もなくなりません。刈った量が多い年は、ごみの日に何回かに分けて出すことになります。

見落としやすいのは、高さと裏側

目隠しの役に立つ高さまで育つと、上の面を刈るのに脚立が要ります。もうひとつ、生垣には表と裏があります。隣地との距離が数十センチしかない場所では、隣地側の面に回り込んで刈るのが難しく、枝がお隣へ伸びたままになりやすいです。植える前に、裏側に人が立てる幅があるかを見ておくと判断がつきます。

フェンスは、手入れの時間を工事の日に前払いする

フェンスは立てた日から視線を遮れます。育つのを待つ期間も、伸びた枝を刈る作業もありません。アルミのフェンスなら、ふだんの手入れは汚れが気になったときに水で流す程度で済むことが多いかと思います。

そのかわり、お金と段取りを最初にまとめて使います。このサイトの料金表では、隣家や道路からの視線を遮る用途のアルミ形材 目隠しフェンス H1200 が、あたりです。これは本体と標準工事を含む税込の総額で、区間が長くなれば、この単価に長さを掛けた額になります。

もうひとつの違いは高さです。生垣なら刈る位置を変えて高さを調整できます。フェンスは立てるときに決めた高さがそのまま残り、変えるには立て直しになります。どこからの視線を遮りたいのかを、工事の前に決めておく必要があります。

手入れに回せる時間を、去年の週末から数える

いう見込みで決めると、ずれが出やすいです。これからの予定ではなく、過ぎた季節を振り返って数えるほうが、実際の暮らしに近い数字になります。

生垣 フェンス
視線を遮れるまで 育つのを待つ 立てた日から
毎年の作業 刈り込み・片付け・落ち葉 汚れを流す程度
高さを変えるには 刈る位置で調整 立て直し
時間を使う時期 毎年くり返す 工事のときにまとめて

表の欄を、自分の家に当てはめてみます。

  1. 去年の春から秋に、庭へ出て草取りや掃除をした週末が何回あったかを、カレンダーやスマートフォンの写真の日付で数える
  2. その作業を誰がやったかを書き出す
  3. 後、後も同じ人が同じように動けるかを考える

1で出た回数が、生垣の刈り込みと片付けに回せる回数の目安です。もともと庭仕事が苦にならず、季節ごとに外へ出ていた家なら、生垣を育てる時間も暮らしになじみやすいです。反対に、ほとんど庭に出ていなかった家では、生垣を植えると、その手入れがまるごと新しい仕事として加わります。

3を考えておくのは、木が育つほど刈り込みの負担が重くなるからです。高さが出るほど脚立に乗る場面が増え、刈る量も増えます。いま手入れをしている人が脚立を避けたくなったとき、代わりに動ける人がいるかどうかで、答えが変わってきます。

川口の外構で目隠しを考えるなら、区間ごとに分ける

敷地のまわりを全部同じもので囲まなくても構いません。場所によって、目隠しを置きたい理由が違うからです。

道路に面していて通る人の目線をすぐに遮りたい区間、隣家の窓と向かい合う区間、庭の奥で眺めとして緑がほしい区間では、求める役割が別です。隣地との間が数十センチしかない区間はフェンスにして、両側から手の届く庭側の一部だけを植栽にする、という分け方もあります。こうすると刈り込む長さが短くなり、数えた週末の回数に収まりやすくなります。

川口市は、駅前の分譲地から昔からの住宅地まで、敷地の成り立ちが場所によってかなり違います。同じ家でも、北側は隣家が迫っていて南側は庭に余裕がある、というように辺ごとに条件が変わることがあります。敷地の四辺をずつ見て、裏側に回れるかを確かめていくと、どこを何にするかを決めやすくなります。

フェンスにする区間は、長さが決まればあたりの単価から金額の見当がつきます。植栽にする区間はこのサイトの料金表に項目が無いため、ここでは金額を出していません。

今日やることは、庭に出た週末を数えること

今日やるのは、去年の春から秋に庭へ出た週末を数えることです。カレンダーを遡るか、スマートフォンの写真を日付順に見て、庭が写っている日を拾っていけば回数が出ます。

数えた回数は、敷地の簡単な見取り図の横に書いておきます。回数が少なかった家は、フェンスの区間を長めに、植栽の区間を短めにするところから考え始めます。回数が多かった家は、その逆から始めてみてください。手入れの量と暮らしの時間が釣り合いやすくなります。枝がよく伸びる季節を迎える前に数えておけば、どの辺を何で囲むかの線を落ち着いて引けます。

この記事に関するよくあるご質問

生垣とフェンスでは、目隠しとして使えるようになるまでの時間が違いますか
フェンスは立てた日から視線を遮れます。生垣は植えた時点だと苗木のあいだに隙間があります。視線を遮れる密度に育つまで、年単位で待つことが多いです。
隣の家との間が狭い場所に生垣は向いていますか
隣地との距離が数十センチしかない場所では、隣地側の面に回り込んで刈るのが難しくなります。枝がお隣へ伸びたままになりやすいです。その区間だけフェンスにして、手の届く庭側を植栽にする分け方もあります。
目隠しフェンスの金額はどう決まりますか
アルミ形材の目隠しフェンスH1200は、あたりです。この単価に、立てる区間の長さを掛けた額が目安になります。

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