本文へスキップ

外構工事が途中で止まり業者と連絡が取れない 〜 基礎と残った資材を先に撮る 〜

外構工事が途中で止まり、業者と連絡が取れなくなった敷地で、片付けの前にやることをまとめました。敷地全体・途中の柱や基礎・掘ったままの部分・残された資材・書類を撮る順番と、その写真が次の業者の判断にどう効くかを書いています。

工事が途中のまま止まっている住宅の外構
写真はイメージです

止まった現場は、手を付ける前の姿がいちばん情報を持っている

外構工事が途中で止まり、業者に電話もメッセージも届かなくなると、多くの方は感じて、まず片付けに動きます。掘ったままの穴を埋める、立てかけてある柱を寄せる、雨ざらしの資材にシートを掛け直す。どれも気持ちとしては自然です。

ただ、外構の工事は、完成すると見えなくなる部分が土台になっています。フェンスやカーポートの柱は地面に掘った穴にコンクリートで固めて立てますし、ブロックの下には基礎があり、土間コンクリートの下には砕石敷いて締め固めた層があります。途中で止まった現場は、そうした普段は隠れる部分が、たまたま外から見えている状態です。

続きを別の業者に頼む場合、その業者がいちばん知りたいのはです。完成した構造物なら見た目と寸法から推し量れますが、途中の構造物は、中に何がどこまで入っているかで判断が変わります。ここで写真が無いと、確かめるために一度掘り返す話になることが多いです。

なので、順番はです。危険な穴を囲うなど安全のための作業が要る場合も、その前に1周だけ撮っておくと、あとで困りません。

撮る順番は、遠くから近くへ

1. 敷地全体を道路側から

最初に、前面道路から敷地全体が入るように撮ります。次に、敷地の四隅から対角に向けて1枚ずつ。どこで何が途中になっているのか、位置関係が分かる写真があると、あとの近い写真がどこを写したものか説明しなくても伝わります。

2. 途中の構造物を、メジャーを当てて

立ちかけの柱、積みかけのブロック、打ちかけのコンクリートは、メジャーを当てた状態で撮ります。柱の高さ、柱と柱の間の距離、ブロックの段数、コンクリートの厚みが分かるように写すと、写真がそのまま寸法の記録になります。数字が読めるくらいまで寄った1枚と、どの柱かが分かる引いた1枚を組にしておくと迷いません。

3. 掘ったまま・見えている部分

ここがいちばん大事です。掘った穴の深さ、穴の底に何があるか、基礎の中に入っている鉄筋の本数と間隔、柱の根元がコンクリートにどこまで埋まっているか。埋め戻したり、次の雨で泥がたまったりすると二度と見えない部分なので、上からと横からの2方向で残します。穴にメジャーを垂らして深さが読める写真があると、次の業者が判断しやすくなります。

4. 残されている資材

置いていかれた柱・パネル・ブロック・袋入りの材料は、梱包のラベルや品番のシールが読めるように撮ります。メーカーと品番が分かれば、同じ部材を取り寄せて続きを組めるのか、廃番などで別の製品に替えるのかを、次の業者が先に調べられます。本数や枚数も、並べ直さずに見えている範囲で数えて写真に収めておきます。

5. 手元の書類

見積書、契約書、図面や手書きのスケッチ、打ち合わせのメモ、業者とのメッセージの画面。これも紙のまま写真にしておくと、スマートフォンの中で現場写真と一緒に持ち歩けます。支払った金額と、どの工事に対して払ったのかが読み取れる部分は、とくにはっきり写します。

撮ったあと、日にちがたつと変わっていくもの

写真は撮れば終わりではありません。途中の現場は、天気と日数でじわじわ姿が変わります。

  • 掘った穴には雨水がたまり、周りの土が崩れて穴の形が変わる
  • むき出しの鉄筋は錆びていく
  • コンクリートで固めていない柱は、風で傾くことがある
  • 積んだだけで上の段が固まっていないブロックは、ぐらつきが出ることがある

こうした変化は、次の業者が知りたがるところです。最初に撮った日付の写真と、大雨のあとや1週間後の写真が並んでいると、止まった時点の姿と、その後に変わった部分を分けて考えられます。スマートフォンの写真には撮影日時が残るので、日付を書き込む手間はいりません。

撮影は自分の敷地の中から行います。隣の家の塀や庭が写り込むのは避けられないこともありますが、隣地に入って撮ることはしないでください。境界ぎわの基礎を確かめたいときは、境界の杭と一緒に自分の側から写せば足ります。

また、途中の工事の代金や契約をどう扱うかは、写真とは別の問題です。ここでは触れませんが、そちらの相談をするときにも、同じ写真と書類がそのまま手元の材料になります。

川口で外構の続きを別の業者に相談するときの写真の使い方

こちらでは、現地調査とお見積もりを無料でお受けしています。図面が無い状態でのご相談がいちばん多く、敷地はこちらで測ります。そのうえで、前の業者の見積書や図面が手元にあれば、見せていただけると話が早く進みます。途中で止まった現場では、これに先ほどの写真が加わると、確かめられる範囲がぐっと広がります。

現地調査で途中の構造物を見るとき、こちらが確かめるのは次のようなことです。

  • 柱の位置と高さが、続きの部材と合うか
  • 基礎の深さと大きさが、その柱やブロックの高さに見合っているか
  • 残されている部材を、そのまま使えるか

1つ目は現地で測れば分かります。2つ目と3つ目は、埋まってしまった部分の写真があるかどうかで話が変わります。写真で中身が確かめられれば、いまの基礎を生かす前提で続きの工事を組めることが多いです。写真が無い場合は、試しに一部を掘って確かめるか、安全側に倒して作り直すかを、お見積もりの段階でご相談することになります。

川口市のほか、蕨市・戸田市・草加市・鳩ヶ谷・さいたま市南区でも同じ手順で伺います。

今日やること

今日のうちに、スマートフォンを持って敷地を1周してください。道路側から全体、四隅から対角、途中の構造物にメジャーを当てて、掘ったままの部分を上と横から、残された資材のラベル、最後に手元の書類。この順番で撮れば、撮り漏れはかなり減ります。

片付けや手直しは、そのあとで構いません。撮り終えたら写真を1つのアルバムにまとめておくと、次に誰かへ見せるときにそのまま渡せます。

この記事に関するよくあるご質問

工事が途中で止まった敷地は、先に片付けてもよいですか
片付けや手直しの前に、敷地全体、途中の柱や基礎、掘ったままの部分、残された資材、手元の書類を写真に残しておくことをおすすめします。完成すると見えなくなる基礎の深さや鉄筋は、埋め戻したり雨で泥がたまったりすると確かめられなくなります。危険な穴を囲うなど安全のための作業が要る場合も、その前に1周だけ撮っておくと、あとで困りません。
前の業者の見積書や図面が無くても、続きの相談はできますか
できます。現地調査とお見積もりは無料で、図面が無い状態でのご相談がいちばん多く、敷地はこちらで測ります。前の業者の見積書や図面があれば見せていただけると話が早く進み、途中の現場の写真があれば確かめられる範囲が広がります。
写真が無いと、続きの工事はどうなりますか
埋まっている基礎の深さや中身が分からないため、試しに一部を掘って確かめるか、安全側に倒して作り直すかを、お見積もりの段階でご相談することになります。写真で中身が確かめられれば、いまの基礎を生かす前提で続きの工事を組めることが多いです。

あわせて読まれている記事

まず、土地を見せてください

できることとできないことは、敷地を見れば分かります。現地調査とお見積もりは無料です。やりたいことが決まっていない段階でも構いません。

現地調査を申し込むLINEで写真を送る

LINEで写真を送る見積もりを依頼